臭いや味を減らしたり効き目を早くする
良薬口に苦しと言われる言葉があります。昔から病気に対して薬を飲むことがありましたが、当然昔は薬効のある成分をそのまま飲む必要がありました。苦いこともあったでしょう。苦いものが苦手な人はなかなか飲むことが出来なかったはずです。それらの人に、いい薬だからこそ苦いと言って飲ませました。今の薬は昔とかなり異なっていますが、苦みがあることには変わりがありません。子供が特に嫌がりますが、大人でも嫌がる人はいます。
薬のタイプとしてカプセル剤があります。市販薬だとパッケージに表示されていることがあるので、同じ作用を期待するときに他のタイプと比較することがあります。仕組みとしては、薬がカプセルに入った状態になっています。他の錠剤などは、薬効が表面にもありますから、飲むときに苦みなどを感じることがあります。でも、カプセルに入っていると、薬の成分が直接舌には当たりません。ですから苦みを感じることなく飲むことが出来ます。
飲みやすい効果があるといえますが、それ以外にも薬としての意味合いもあります。錠剤は薬効部分がかためられています。それらが溶けて体に吸収されます。そのため多少時間がかかります。カプセルに入っているものは、カプセルには包まれているものの、中身は薬効成分そのものになります。カプセルが溶ければ、すぐに吸収されます。ですから早く薬の成分を体に入れることが出来ます。痛みなどを早く消したいなら、このタイプが良いかもしれません。
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