薬の剤形には、錠剤、カプセル剤、散剤、液剤、点眼剤、軟膏剤、坐剤、注射剤など様々な種類があり、それぞれに違いがあります。錠剤やカプセルは、味の悪い薬や匂いの強い薬を飲みやすくするという利点がありますし、からだの中でゆっくりと溶けることで効果が長時間持続するように工夫されている錠剤、カプセル、顆粒剤なども多くあります。薬を速く効かせようとしてカプセルを割ったり、錠剤を噛み砕いたりすると速く溶けすぎたり、腸で溶かしたい薬が胃で溶けることにより期待する効果が現れません。
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カプセル剤というと、病気になった時などに病院から処方される薬をイメージされる方もいらっしゃいますし、健康食品のひとつであるサプリメントをイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのカプセルには以上のような種類がありますし、含まれている成分や特徴にもたくさんの違いがあります。また、半透明のカプセルであれば、中身が見えるため、粉状の薬が入っているのを見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
風邪などの症状であったり、その他にも様々な問題が体に起きてしまうということもあります。そして、その症状を少しでも早く改善していきたいという方もいらっしゃるでしょう。そこで、その際にカプセル剤を利用していくというのであれば、事前に年齢を考えていかれるといいかもしれません。例えば子供であれば、少量の薬でもかなりの効果がある場合も考えられます。ですので、強めのカプセル剤などを利用していくようなことがあれば、服用する量を減らしてあげるといいでしょう。